《オレリアン･ヴェルデ》コトー･ブルギニョン モン･コトー･ナチュール 22VT

よりナチュラルに造り上げられたオレリアン･ヴェルデ

1604年からニュイサンジョルジュ村から西に約10キロに位置するアルスナン村に住むヴェルデ家は、

父アラン･ヴェルデ氏が1971年よりビオロジック農法を開始し、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。

オレリアン氏は18歳からの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、

危険がつきまとう仕事であったため以前から興味のあったワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門します。

ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、ギィ・ボサールとマルク・アンジェリで研修し、

父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めて来ました。

アランのブドウで初めて醸造を手がけたのが2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。

2008年にはブドウ購入が大変難しいとされるヴォーヌロマネの畑を幸運にも引き継ぐ機会に恵まれるなど、コートドールでのワイン造りにも情熱を傾けています。

このワインはピノノワール100%でSO2無添加で造られるオレリアン氏のナチュラルワイン。

オレリアン氏が開墾したオート･コート･ド･ニュイのプリュレ近くの畑ですが申請をしなかったため、コトー・ブルギニヨンになりました。

斜面の畑に植わる若い樹齢5年のピノノワールを使用。

全房でステンレスタンクで醸し、25hlのステンレスタンクで発酵･熟成。

無濾過･無清澄、SO2無添加で瓶詰め。

粘性のあるガーネット色の外観から、ブルーベリーやラズベリーなどのベリー系とスパイシーな香り。

果実味と甘味のエキスがしっかり感じられる口当たり。

丸みのあるジューシーな果実味とコクのある豊かさが印象的です。

オレリアン氏の新しい挑戦が垣間見れる逸品です。

赤/ミディアムボディ

※こちらの商品はSO2無添加で、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。

　味わいの個体差がある場合や日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。

　保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします