《クリスチャン･ビネール》ル･ルージュ･ド･セッピ 20VT

しっかりとしたボディと冷涼な果実味

アルザスナチュール界の大御所である、クリスチャンビネール氏。

アルザス地方のコルマールよりすぐ北の村に位置するドメーヌ･ビネールは1770年からワイン造りを行っている名門です。

醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用していません。

彼の造るワインは一度飲んだら忘れらない味わいで、非常に人気の高い造り手です。

このワインはクリスチャン氏のお父様のあだ名であるSeppiの名を冠したキュヴェ。

82歳まで畑仕事を楽しんだビネール家の父へのオマージュワインとして孫娘オレリー氏と仕込みました。

手摘みで収穫したピノノワールを昔ながらの足踏みピジャージュをしながら醸し。

発酵後、新しいフードルで7ヵ月熟成。無濾過･無清澄、SO2無添加で瓶詰め。

紫を帯びたルビー色の外観から、プラムやイチゴ、フランボワーズなどのベリー系の香り。

青野菜や湿った土など複雑味をもたらす香りも立ち昇ってきます。

冷涼感のある果実味とかっちりしたタンニン、重心高めの酸味。

新樽由来のしっかりとしたタンニンを感じるため、飲み応えのあるボディをしています。

今飲んでも美味しいですが、もう少し熟成させても面白いと思います。

赤/ミディアムボディ

※こちらの商品はSO2無添加で、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。

　味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。

　保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。