アブルッツォ
《コッレ・サン・マッシモ》メーノ・ロッソ 22VT
¥3,564(税込)
生産地域 | アブルッツォ |
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生産者 | コッレ・サン・マッシモ |
タイプ | ロゼワイン |
品種 | モンテプルチャーノ100% |
容量 | 750ml |
優しくも存在感のある魅力的なチェラスオーロ
モンテプルチアーノの偉大なる大地にて、自家消費用の菜園とオリーヴの畑とブドウ畑は僅か0.8haのみ、
祖母より受け継いだこの土地を誰よりも愛し、まるで趣味のようにじっくりと時間をかけ、ワイン造りを行うエンリーコ・ガッリナーロ氏。
ブドウの収穫はもちろんですが、剪定から除葉、畑に植わるブドウ樹のすべてを自らの手で行いたいという強い意思、
偉大なる土地のポテンシャルを感じつつも、彼の温厚な人柄をダイレクトに感じるのが彼のワインの特徴です。
畑では化学的な肥料や農薬は一切使わず、銅と硫黄についてもほとんど使用していません。
醸造においてもほぼ独学で得た経験を活かし、 酵母添加や温度管理は行わず、フィルターや清澄も行わない。SO2も瓶詰時にわずかに添加するのみ。
元来の生産規模ゆえに、利益の追求を無視したエンリーコのワイン観から生まれるワインは、
滋味深く、飲み飽きることのない優しさを持った味わいです。
このワインは果皮の持つタンニンを出し切る「チェラスオーロ」という考えで造られたキュヴェ。
収穫後、除梗し果皮と共に約半日、野生酵母による醗酵を促す。その後セメントタンクにて10か月の熟成。
最後に残ったヴィナッチャを、強い圧力で絞り切り、強く色素が出たモストも一部加える事で、
果実味だけではない奥行きや複雑さ持つという「チェラスオーロ」という考えで造られています。
22VTはプレス後、残ったヴィナッチャを再度プレスした部分を加えることで、骨組みを強調しようと考えたヴィンテージ。
ストロベリーやサクランボ、フレッシュハーブのニュアンス。
口当たりは親しみやすい味わいですが、中盤以降にわずかなタンニンを感じながら旨味がグッと顔を出します。
魅力あふれる飲み心地がありながら、奥行きや骨格を感じる、まさにチェラスオーロと呼べる味わいです。
冷やしても美味しいですが、少し温度が上がっているほうがこのワインの幅と魅力を感じれると思います。
ロゼ/辛口
※こちらの商品はSO2無添加や極少量添加で、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。
味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。
保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。
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