《フランツ･シュトロマイヤー》インディゴ No.5 19VT

シュトロマイヤーの手掛ける「赤」の魅力を全て詰め込んだ逸品

オーストリア･シュタイヤーマルクの共通哲学を持った超尖った自然派ワイングループ「シュメック･ダス･レーベン」。

アンドレアス･ツェッペやゼップ･ムスタなどが所属する中、そのグループの主役を張っているのがフランツ･シュトロマイヤー。

畑は全くの不耕作で伸びきった枝はまるでブドウの森、醸造においても人為的介入を必要最低限に留めたワイン造りを行っています。

彼の手掛けるワインを口にすると、舌から体中に液体のエネルギーが押し上げてくるのがわかります。

その圧倒的な構成力のあるワインは一度口にしたら忘れられない逸品です。

このワインはブラウアー･ヴィルトバッハー単一で造られる赤キュヴェ。

ブラウアー･ヴィルトバッハーはブランフレンキッシュの親戚であり、シュタイヤーマルク州内でも限られたエリアで栽培される品種です。

除梗100%で4週間スキンコンタクト･マセラシオン。古い225L、550Lの木樽で24ヵ月熟成。

レンガっぽい赤色の外観から、バラやスミレ、赤系ベリーや深森を想わせるグリーンさも感じる香り。

フレッシュなザクロやフランボワーズを想わせる果実味とブラウアー･ヴィルトバッハーの清々しく気持ちよい酸味。

繊細で緻密なタンニンとこれでもかと言わんばかりの詰まった旨味。

身体に染みわたる濃くも柔らかい味わいがたまらない味わいです。

決して安くはありませんが、フランツ氏が手掛ける他にはない赤の魅力を存分に楽しめる逸品です。

赤/ミディアムボディ

※こちらの商品はSO2無添加や極少量添加となっており、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。

　味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。

　保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。