《フラール･ルージュ》ル･フォン･ド･レール･エ ルージュ 22VT

名脇役サンソーを主役級に引き上げた傑作

超人気協同組合エステザルクで酸化防止剤を一切使わない醸造に成功した、伝説的元醸造長のジャン・フランソワ・ニック氏。

20年以上前は濃厚でアルコール度数が高いワインしか存在しなかった産地ルーションのその歴史を塗り替えた人物でもあり、

自然派帝国ルーションの地において、ゆるぎない自然派のパイオニアとして絶大な人気を博しています。

このワインは1977年のフランスの映画のタイトルが名付けらえたキュヴェ。

直訳すると「空気が赤く染まっている」の意味。

樹齢70年のサンソーを使用。

冷却したブドウをグラップ・アンティエールにて10日間マセラシオン・カルボニック。

500Lの木樽で4ヶ月間熟成。

綺麗な紫がかったルビー色の外観から、フレッシュな赤系果実の香り。

スモモやザクロを想わせる軽快な酸と果実味。

柔らかい口当たりながら、余韻には濃密な果実味と複雑味が続きます。

スルスルと口に入るのに余韻はしっかりとした味わい、たまらん。

南仏の補助品種としてブレンドされることが多い量産型のサンソーを主役級に引き上げて傑作です。

赤/ミディアムボディ

※こちらの商品はSO2無添加やSO2極少量添加となっており、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。

　味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。

　保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。