《ポデーレ･ルイーザ》キャンティ 20VT

究極の食中酒とはまさにこのワインのこと！！

イタリアワインの銘醸地《キャンティ》にて、父より受け継いだブドウ畑と小さなカンティーナにてワイン造りを行う生産者。

数あるキャンティの生産者の中で元来の「食中酒」「日常酒」を忘れない造り手の一人。

真面目で口下手、良心の塊のような彼の造るワインには素朴さと親しみやすさを感じます。

畑では一度も農薬や化学肥料を使われたことはなく、父の頃から変わらないブドウ作りを続け、

現在でも根本的な考えは変わらず、不耕起・無施肥の自然を尊重した栽培を心がけています。

20VTは天候に恵まれた「質も量も過去最高」と名高い理想的なヴィンテージ。

昔のキァンティの醸造方法と同じ、除梗せずに醗酵を行う。

そのために果実の熟成だけでなく、果梗まで完熟するのを待ってから収穫するという、

ストイックすぎるこだわりで造られるルイーザ氏のキァンティ。

樹齢45年以上のブドウを使用。

収穫後、セメントタンクにて3週間の全房醗酵、野生酵母にて醗酵。圧搾後、大樽にて24か月熟成。

ブドウの果皮が完熟することで生まれる官能的は香り。

フレッシュさと軽やかさ、最後に舌を引き締めるタンニンと心地よい酸味。

飲むだけでお腹がなってしまうような、まさに食欲が湧いてくるワイン。

究極の食中酒とはこのワインのこと！！

この味わいでこの価格で本当にいいんでしょうか…汗、なってしまう仕上がり。

「毎日のテーブルで気軽に飲まれてこそのキャンティである」というルイーザ氏の心意気も詰まった1本です。

赤/ミディアムボディ