《マインクラング》グラウパート 18VT

金木犀の香りとドライで豊かなタンニンのオレンジワイン

小麦などの穀物栽培、リンゴなどの果樹栽培、牛、豚、馬、羊等の牧畜業が中心だったミヒリッツ・ファミリーが開設したワイナリー。

現在はミヒリッツ3兄弟で複合農園を両親から引継ぎ、ブドウ栽培・ワイン造りを行っています。

デメテール認証をもつ彼らはいうまでもなく農薬、化学肥料、除草剤など科学的物質は畑に一切とりいれません。

ワイン醸造においても人為的な介入は極力さけ、瓶詰前の亜硫酸塩をごく少量添加する以外に添加物は一切なしとなっています。

ピノグリを収穫し、15日間醸し後ステンレスタンクで発酵し卵型セメントタンクで熟成。

SO2は瓶詰時に少量添加するのみ。

とろりとした粘性のあるトパーズ色の外観から、金木犀や金柑、ほんのり甘味を感じるライラックの香り。

オレンジピールを思わせるアタックに金柑のほろ苦さ。

香りの印象よりはドライでタンニンも豊かな仕上がりで、食事との相性が良い1本です。

オレンジ/辛口