《ミューラー･ケベルレ》リースリング 19VT

肉厚な果実味とはっきりと感じるミネラル

1961年に設立された家族経営のドメーヌ。

3代目まではいわゆる伝統的なワイン造りをしていましたが、4代目のダヴィッドがナチュラルワインへ方向転換していく中で、

アルザスナチュラルワインの大御所クリスチャン･ビネール氏が運営しているピルエット グループにも参加。

ピルエットのラベルで世間に自らのワインを出していく事で、ワインのレベルアップと販売を進め、

グループに参加する事で生産者との情報交換や様々な勉強を行い、生産者自身のスキルアップにも繋がりました。

何年間か参加する事で徐々にナチュラルワイン的な造りの完成度を上げて行き、

十分な経験を積んだ今回、晴れて独立する事になった期待の大型新人生産者です。

花崗岩のテロワールを持つ、ブルクレーベンという区画のリースリングを使用。

ブルグレーベンという区画の土壌は、珪酸質・花崗岩質のテロワールで、ワインに高いミネラルを与え、凛としたワインに仕上がる特徴があります。

畑からセラーまで化学物質は一切使用せず、土着酵母を使用し、瓶詰め直前まで澱と触れさせたままのワインはゆっくり落ち着かせます。

クリアな麦わら色の外観の外観から、白い花やグレープフルーツ、青リンゴの香りと、リースリングらしいぺトロール香。

酸とストラクチャーのあるミネラルの主張をハッキリと感じられ、肉厚な果実味とハチミツやシロップの様な風味。

一瞬甘いのかなと思わせますが、完全なドライに仕上がっています。

かき沼で落ち着かせていたのをすっかり忘れており、意図せずリリースより2年熟成(笑)

おかげで角が取れ、よりバランスの良い状態に。

クラシカルな見た目ですが、ナチュラルで優しい質感が魅力的です。

白/辛口

※こちらの商品はSO2無添加や極少量添加で、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。

　味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。

　保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。