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フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア

《ヴォドピーヴェッツ》ヴィトフスカ 17VT

¥8,415-(税込)

生産地域フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア
生産者 ヴォドピーヴェッツ
タイプ白ワイン
品種 ヴィトフスカ100%
容量 750ml

ヴォドピーヴェッツのノーマルキュヴェ

 

イタリア北部の東端トリエステから北に15km、カルソ地方と呼ばれる石灰岩の台地のほぼ中央であるズゴーニコ郊外の、

小さな集落コッルドロッツァにヴォドピーヴェッツのワイナリーはあります。

農業学校を卒業したパオロ氏(当時25歳)は、1994年に弟ヴァルテルと共に起業し、それまで花や野菜、

バルクワインの販売で生計を立てていた両親から畑を受け継ぎ、1997年から自家瓶詰めを始めました。

カルソは硬い石灰岩の岩盤で構成されているため土が極端に少なく、一般的にブドウ栽培に適さないと考えられてきましたが、

パオロ氏はミネラルが豊富なカルソという土地を表現するにはヴィトフスカこそが最良のブドウであると信じ、

100年後にこの場所でブドウを栽培する人たちに向けカルソの持っている可能性を表現したいと考えています。

海から10kmほどの場所にある、海抜260mの赤い粘土土壌が特徴的なブドウ畑では、地熱の影響でブドウがより凝縮しつつ、

ボーラと呼ばれるこの地域特有の強風に枝を折られないように低めに仕立てたアルベレッロで、ボルドー液以外の農薬は使用せずに栽培を行っています。

収穫されるブドウとの対話の中で決められてきた醸造に関しては、さまざまな試行錯誤の末、

アンフォラで醸し醗酵を行い、アンフォラと大樽で熟成を行う現在のスタイルに落ち着いています。

2011年に完成した、岩盤をくり抜いて作られたセラーは穴掘り以外の作業はパオロ一人で行われ、

大気やエネルギーを均等に循環させるために円を意識した造りで角(かど)がなく、電磁波の影響を受けることなくワインが静かに休める環境を目指して造られました。

 

このワインは生産量的にも最も多いヴォドピーヴェッツの“ノーマルキュヴェ”と位置付けられるキュヴェ。

ラベルの小さなオレンジ色の線はテラコッタを表現しており、”アンフォラ”の記載がないのは、彼が求める醸造方法を実現するのに必要な熟成容器がアンフォラであっただけで、

それをラベルに謳うのはいかがなものか?という彼なりの考えが反映されたものとなっています。

地中に埋め込んだアンフォラで半年間の皮ごと醸し醗酵と熟成、圧搾した後大樽に移し約2年熟成してからリリース。

 

洋梨、オレンジ、黄桃などの果実やハチミツ、ハーブなどの奥行きのある様々な香り。

土地のエネルギーを吸い上げた凝縮したミネラル感。

繊細ながらも構成要素を感じる複雑味。

ノーマルキュヴェでありながら、パウロ氏の目指すヴィトフスカの本性を感じられる逸品です。

 

白(オレンジ)/辛口

 

※こちらの商品はSO2無添加や少量添加で、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。

 味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。

 保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。

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