《二コラ･アルターレ》ドリアーニ 20VT

しなやかなタンニンと酸味のバランスの取れた味わい

ピエモンテ:ドリアーニに本拠を置く1990 年生まれのミレニアル世代生産者ニコラ・アルターレ氏。

父の病気により、2005 年、15 歳で家業のブドウ栽培を引き継ぐことになりました。

ニコラは父を病気に陥れた農薬の使用を止め、2005 年からカンティーナでは除草剤や殺虫剤の使用を完全に止め、

ビオロジックによるブドウ栽培を始めました。

カンティーナでは父の時代から 2014 年まで、収穫したブドウは全て他の生産者に売却していましたが、

2015 年からカンティーナで栽培するブドウの売却を完全に止め、自分自身の手で理想とするワイン造りをスタートし、

農薬や醸造添加物などを一切使わない真のヴィーノ･ナトゥラーレを造り上げています。

手摘みで収穫したブドウは 100%全房で、温度管理を行わずに、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的にアルコール発酵。

マセレーションはルモンタージュで約 2 週間。その後、引き続きコンクリートタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。

収穫翌年の夏から秋に無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。

SO2 は瓶詰め後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限添加するのみ。

紫のエッジを備えたルビーレッド色の外観から、スミレやリコリス、新鮮なレッド・フルーツや紫の果物などを思わせる心地良い香り。

アタックは柔らかく、しなやかなタンニンと酸とのバランスが良く取れた味わい。

口中には瑞々しい果実の旨味とジューシーさがじんわりと広がり、⾧く心地良い余韻にはアーモンドを感じさせると風味を感じます。

オーセンティックさとナチュラルなニュアンスのいいとこ取りをした絶妙なバランス感がたまらない一本です。

赤/ミディアムボディ

※こちらの商品はSO2最小限添加となっており、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。

　味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。

　保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。