《イ･マンドルリ》イ･マンドルリ ロッソ 22VT

若木のサンジョヴェーゼとカベルネのブレンドから造られるエントリーキュヴェ

2008VTからワイン造りをしたスヴェレートの小さなナチュラルワイナリー。

現当主マダレーナ･パスクエッティ氏の父、マッシモ･パスクエッティがスヴェレートに魅了され2002年に土地を購入。

カンティーナでは2003年に地所の北東～北西側にサンジョヴェーゼを、

2004 年には南西側にカベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランを植樹して、2008ヴィンテージからワイン造りをスタート。

現当主のマダレーナ氏は、2011年まで小学校で教師をしていましたが、家業のワイナリーに参画したことで、

それまで心の片隅にあった自然と大地、そしてワインに対する情熱が強く沸き上がり、家業に完全に専念。

そして現在は、ビオディナミのスペシャリストでワイナリー設立当初から栽培と醸造の責任者を務めている、

アンドレア･バルジャッキ氏とともに、二人三脚でワイナリーを運営しています。

ワイナリーでは畑作業においても醸造においても、可能な限り自然な方法で作業をしています。

収穫は全て手摘みで行い、醸造添加物は一切付け加えずに醸造。醸造中は温度管理も行いません。清澄も濾過も行いません。

ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り、必要最小限のSO2を添加しています。

彼女の手掛けるワインはピュアな味わいと心地よい緊張感があり、柔らかさと滋味深い味わいは、

一度飲んだら虜になること間違いなしの逸品です。

このワインは若木のサンジョヴェーゼとカベルネのブレンドによって造られるエントリーキュヴェ。

手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、オープントップのタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。

2～3週間の果皮浸漬の後、コンクリートで8～10ヶ月熟成。

発酵は品種毎別々に行い、マロ発酵後にブレンドとして、一緒に熟成させる。

無濾過･無清澄、SO2は瓶詰前に極少量添加させるのみ。

ルビーレッド色の外観から、カシスやブルーベリー、プラム。森の下草の香り。

柔らかい口当たりとスムースなタンニン。

エレガントで心地よい味わいで、微かにブラッドオレンジのようなニュアンス。

余韻には心地よい赤系フルーツの風味が広がります。

エントリーキュヴェながら、質の高さを感じられる逸品です。

赤/ミディアムボディ

※こちらの商品はSO2極少量添加で、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。

　味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。

　保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。