カラブリア
《ラーチノ》コーラ・ロッソ 21VT
¥2,673(税込)
生産地域 | カラブリア |
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生産者 | ラーチノ |
タイプ | 赤ワイン |
品種 | マリオッコ100% |
容量 | 750ml |
チャーミングな果実味で飲み心地抜群!
北カラーブリアのサンマルコ アルジェンターノという人口約7,000人の小さな村で、
元々ブドウ栽培やワイン醸造の仕事に関わってこなかった若者3人によって2006年に始められたラーチノ。
その中心人物ディーノ・ブリーリオ・ニグロ氏。
ディーノ氏が生まれ育ったコゼンツァ近辺も人口減少が激しく、昔から栽培されてきたブドウ品種や栽培方法などを知る人はほとんどおらず、
自分で文献を調べるか、今でも畑を続けている高齢の栽培家に聞くことしか、彼が知りたい情報がない状態でした。
しかし逆に考えると、人口が少なくなったことは、大規模農業どころか農薬を使う必要がなくなり、
大量生産・大量消費を目指した工業的なプロダクトを生産する必要がなくなったことを表しています。
そうした時代背景の中、ディーノ氏(当時32歳)はナチュラルなワインの造り手たちの考えや生き方に感銘を受け、
彼らと同じように自然に敬意を払い、自分達の土地を表現したワインが造れないかと考えワイナリーを始める決心をしました。
畑ではボルドー液のみを使用し、セラーでも二酸化硫黄以外の添加は一切行わず、二酸化硫黄の使用量も年々減らす努力をしています。
このワインは古代ギリシャ語で「田園風景」の意味が付けられたキュヴェ。
ギリシャ時代に都市の周りにある田園をイメージしてこの名前が付けられました。
土着品種マリオッコを使用。
マリオッコはカラーブリア州の内陸部を代表するブドウ品種であり、ディーノ氏がそのポテンシャルを信じて疑わない品種でもあります。
ガリオッポの影に隠れてきましたが、近年その存在が注目されてきています。
ディーノ氏自身で2007年に植えた区画のマリオッコを収穫し、ステンレスタンクにて皮や種ごと8日間醗酵。
圧搾後、またステンレスタンクに戻し、約10か月間醗酵の続きと熟成。
黒紫色の外観から、ブラックベリーやカシス、スパイスの香り。
ジューシーでチャーミングな果実味と柔らかいタンニンが好印象な仕上がり。
飲み心地抜群で、毎日のテーブルに置きたくなるカジュアルスタイルな一本です。
赤/ミディアム
※こちらの商品はSO2無添加や少量添加で、より自然にナチュラルな造りをしたワインとなっております。
味わいの個体差がある場合や、日々刻々とした変化がありますが、ナチュラルワインの楽しい個性としてお楽しみいただければと思います。
保存に関しましてもワイン本来の味わいをお楽しみいただくために、原則として温度変化の少ないセラーや冷蔵庫等で保管をお願いいたします。
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